無題

自分が本当に、誰よりもこの人だ、と思っていた人でも会いたいと思わなくなるのだから、変わらないものなどないのだなと思った。
あ、はぴにゅーいやー。
「愛と熱、溶解」という、私の大好きな歌。
ちょうど一年前も、この歌を聞いていた。
ちょうど一年前も、私は恋をしていた。
今日も私は、また私は、恋をした。

顔の骨格が、あの人に似ていると思った。話し方や仕草も、どこかしら似ていると思った。好きだ、と思った。
出会いは、本当に急だ。と思う。
つぎ、あの人に会ったら、メールアドレスと名前を名乗ろうかな。


今の恋人に対して、会いたいと思わなくなってきていることにも、
好きな人ができた、恋をしたということにも、 

なにを思うわけでもないということを、裏切っているということだと思わない。思えない。
別に心のどこにもとめていない。

夢で会えるかな、気付かぬうちに。
夢を忘れる前に。



日付の変わる3分前、1月1日