読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

好きな人がいるんだね

あははは

猫みたいに壁に噛み付いた

最初から知ってるよ

三年生はきっと、やめてることたくさんあるだろうね

バイト終わって泣いて帰る道も知ってるよ

三月になればまた私も何か変わってるかなって言ってたね

いちばん好きだからちゃんと覚えてるよ

だからって何かあるわけでもないよ

一緒にいたいなって言ってたね

1人で電車に乗って映画を見ていろんなところに行くきみ 

花粉症で泣いてるみたい

部屋が夕焼けの光が差すから、オレンジ色の部屋で紅茶淹れてロールケーキ食べたよ

イヤホンで音楽聞きすぎて、耳も目も体もiPhoneもおかしくなってるの

笑っちゃうね またお腹壊したりしてさ

日沈んで 夜とのあいだには水色の部屋になる

私も、一人絶対的な それでも何にもない それでも近くにいて 手に入れてはない 手に入れられたい そんな人がいたらいいな

あの人たちみたいにさ

あの人みたいになりたいな

みんなのこと、唯一無二に愛してるきみ 唯一無二に、愛してあげるきみ 

きみだけだよ 

傷付くこともしない 傷付きもしない 傷付かない

桜色の爪 真っ赤な水玉柄の傘

桜色みたいなきみになりたいな

泣いてないよ

きみが私に噛み付いたって 私がきみに背中で触れることができたって

空想の中みたいで 

いつも通りに一人で歩く廊下、水槽みたいな床もきっと水の中

夢の中にいるのかなって思った日も

お昼まで夢中になって夢を見てぐっすり眠るきみ

勇気もある 嫌いな人もいる

触れたい思いで話したり歩いたりした

もっと分かりやすく言いなよ 何を期待してるの

ずるいよねって言われて嬉しかったよ

一人で泣きながら走ったりしたよ 

真っ暗で一人は二人じゃないって知ってたよ

夜の方が好きだったよ

二人が変わらないなら何も変わらないよって、安心したりした

行為じゃなく、怖いことがあっただけ

きみは あの人は 寂しいんだね

きみって言ってる私じゃなくてね

 

あの人は きみは 一人なのに 何にも考えてないんだね

 

もうすぐ高校三年生になるよ