一日の終わり、一日という範囲の外へはみ出して、次の1日のはじまりへ突入し始めているころの真夜中に、感じているうわついた心の好奇心というのか、浮気心。しかしこれは希望に似て煌めくよう。知らないものへ心が惹かれてゆく、心地いい浮気ごころ、誰しもが知ってる感覚、研ぎ澄まされた直感、知りたいさわりたい もっと近くへ、もっと近くへ。

不思議と、あるきっかけによって一気に気持ちが動く

もうお馴染みの、大昔に手に入れた 飽き切った捨てたも同然の、真隣の存在も、はじめはこんな気持ちで選んだ そのときを思い出すような。きりがない きりがないと言いながら、一生繰り返すであろうことを、毎度毎度心底楽しむのだから、捨てたものではない。