ワクチンの副反応でエモモード

しがない夢を追いかけてる。自分で決めた夢。自分のための、些細な、巨額の夢をいま。私こそ、控えめで謙虚な女の子。どんな顔をしてどんな声で言っても皮肉に聞こえてしまうのはわたしの中身、していることが偏っているから。

どんどん道を間違えていくような気持ち。この先のことを考えると怖くなる。ほんとうに自分が決めたこの道を歩いて行っていいのか。自分の基準で生きていく覚悟のようなものが掴めない。考えるだけ無駄なこと。

10代後半のころ私が描いていたあやふやでばかげていた夢は、私らしいといえば私らしいことに、抽象的すぎて実現しなかった。大学に入ってそれがわかった。夢みがちすぎること、理想が高いことの結果、高い学費を親に払わせてしまった。自分にその自覚がなかったこと、少し後悔してる。親にこれを勉強したいと言ったものにろくに手をつけず4年間過ごしたこと。

しかし、自分で決められた事なのだから、自信を持たなくては。わたしが自分で過ごした大学生活のこと振り返ってみるときに、楽しかったと思えること、大切にする。

10代後半の頃、好きだと思った素直な気持ちを、受け入れてもらえないからと、ないものにしようと一生懸命だったわたしは間違っていたけれど、そうしないと耐えられなかった。受け入れてもらえないということを。

わたしはどこに行ったら受け入れられるのか、これからいつか分かりたい。それだけの気持ちで私は京都に来たのだといまわかったよ。私なりに、一生懸命過ごしてこれたよね。

きっと音楽なんてそんなもんだよね。って言って納得していいかわからないけど、そうすることにする。哀れな親不孝のばか娘。

こんな気持ちの時は、映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」に出てくる沢尻エリカが演じる静子の台詞「だって野蛮が好きなんだもの」を思い出して、勇気を出す。これでいいのだと少しでも思う様にする。お手本を役で生きてくれた沢尻エリカを思い出す