別に重たい話ではない

人に何かを望んだり頼ったりできない性分の人間は、幸せになれないと思ったけど、全くそんなことはない。誰かと幸せになるかたちではなくて、ひとりで幸せになるかたちを選んだらいい。私はひとりでいることを既にもう選んだのに、同じこと繰り返し言ってそのたびに思い出さないとすっかり忘れてしまってる。選んでから、それを実際行うことに慣れるには時間がかかるんだね。右も左もわからないことばかりで、子どもみたいにぐずぐずする。実際子どもではないので、可能な範囲内でぐずぐずする。

最近ボーッとする時間が増えた。そのおかげで前よりはいろんなバランスが取れていると思う。人間はなにかしら偏ったら支障が出ると思う。偏った分リスクと一緒に得るものもきっとあるけど。

話すのがどんなにじょうずになって人に好かれても、本人がだれにも興味を持てなかったら。誰のことにも関心が湧かないのに人付き合いじょうずで必要ないものがまわりに溢れたら、その上だれにも頼れずにだれにも何も望めない性格だったら、それが私のこの先に起きたら、このままの自分であれば死ぬと思う。だからこのままでいること、絶対に回避する。

どうしてほしいかと聞かれたとき、本心の通りに「なにも無い」とは言えないと思った時、どきどきしてしまう。