ぜんぶ分かるようになりたくて

好きな歌詞のフレーズの特徴がある。完璧にことばにし尽くすことはできないが、きれいな心を思わせるもの。やさしい声できれいなことばを歌っているから泣けてくる。好きなものというのは手に入れるまでの必要はなくて、ただそれを好きで居続けるだけで十分だと思っているけど、なんでだか分からないけどそれが身が張り裂けそうなくらい切ない。

さみしさ、かなしさで泣けてくる時があってもいまはひとりで頑張っている。ひとりって怖いと思う。死ぬよりひとりになることがいやだ。大切な人たちがひとりになることも嫌だ。大事な人がひとりになって泣いてるなら、私がいるって伝わるまで言えなきゃ嫌だ。つらい気持ちになるようなひとりの時が一番悲しくて泣いてしまう。

バイト先のママがバイトとか頑張ってるわたしを見かねて考えすぎんときやって言う。分かるようになりたいことがあるから考えることをやめれない。けどひとりじゃないって思えるときは、嬉しくて幸せに泣けてくる。独りの悲しみも独りじゃない幸せも、ぜんぶ分かるようになりたくてずっと考えている。ぜんぶ分かるようになれば、世界のうらがわまで知れると思う。宇宙も観れると思う。

分からないまま世界でひとりぼっちのまま、おちおち死ねない。